2001.05.30 恐るべし不可視フォルダ..... G4のHDD空き容量が、異様に肥大化 私が職場でメインマシンとして使っているPowreMac G4/500、なんか最近、外付けHDDも含めて、HDの使用容量が太っているのですよ。 フォルダの容量を単純計算しても、こんなに使っているわけないのに、なせか空き容量が少ないのです。 Norton Utilitiesで調べても、軽度のエラーが見つかるくらいで、これといった問題はありません。 ところが、Norton UtilitiesのSpeed Diskで断片化を解消したら、なんとこんな表示があり、思わず驚愕しました。(以下の画像は、外付けHDDのものです) 真ん中のグレイで表示されたファイル群、これは一体なんでしょう? 詳細を見てみたら、 「Tempファイル」でした。 Tempファイルとは、システムエラーが生じた際、自動的に「救出された項目」としてゴミ箱に格納され、ゴミ箱を空にするとHDDから消えてしまうはずのファイルです。 それが、ゴミ箱に入らないで、「Temporary Items」という不可視フォルダの中に残されて、どんどん貯まっていたのです。 「Temporary Items」は不可視フォルダのため、当然デスクトップには表示されません。さらに、「Sherlock 2」で検索したフォルダをゴミ箱に捨てようとしても、拒否されてしまいます。 インターネットの検索ロボットで、「Temporary Items」について調べたところ、このフォルダは常に空っぽであるとのことでした。 システムエラーを起こした際、再起動をして、ゴミ箱に移動するまでのわずかな間だけ格納されるフォルダらしいのです。 そこで、Norton Utilitiesに付属されている「Wipe Info」で、Tempファイルを強制的に、永久消滅させることにしました。 一番上の「ファイル/フォルダ抹消」で、いちいち「Tempファイル」を選択して、根気よくファイルを消して行きます。 すべてのTempファイルを抹消したあと、もう一度Speed Diskで調べてみたら、 グレイの部分が消えて、こんなにきれいになりました。 実際のHDDの空き容量も、下記の通り、すっかりダイエットできました。
内蔵HDDにいたっては、なんと18GBも「Tempファイル」に占有されていたのです。 これにはさすがに驚きましたね。 皆さんの中に、最近不自然にHDDの使用容量が太ってる……と、お思いの方がいたら、一度調べてみたらよいかと思います。 しかし、どうしてこんな現象が起こってしまうのか、やはり原因はシステム自体にあるみたいです。 原因追及のことを考えると、なんか頭が痛いですよ、ホント。 私の真の苦労も、やっとスタート台に立った、っていうところでしょうか。 |戻る|M's LIBERAL PARK...CONTENTS| |