2001.07.16

ADSLと家庭内LAN.....
ちょっと強引に繋いじゃいました


我が家では現在、iMacとG3/DTの二台のMacが稼働していますが、それぞれ別々の部屋で使うことが多く、ファイルのやりとりには主にMOディスクを利用していました。
USB接続のMOドライブを購入する前までは、なんとiMacをいちいち持ち運んで、クロスケーブル(Ethernet)でMac間のファイルをやりとりしていたという忙しい時期もありました。
MOディスクによるファイルのやりとりもそう面倒じゃないし、わざわざ天井張りに穴を空けてまで、HubによるEthernetケーブルを通す気にもなれなかったので、このままでいいや、って思っていたのです。

ところが運がいいのか、7月2日、ついに我が家のアナログ回線が「フレッツADSL」になりました。
あれだけ世間がISDNに沸いていた時期に、
「デジタルにするとターミナルアダプタも買わないといけないし、このままで充分さ……、トホホ……」
ってな感じで、負け惜しみを押し通してきた甲斐がありました。
実際にADSLを使ってみると、接続の早さに驚かされます。
今までは、アナログモデムで、最高でも48Kbpsだったのが、いきなり平均下り速度が1.1Mbpsになってしまったのです。(私の家からNTTのビルまで、大体1kmくらいかな)で、単純計算で、約23倍のスピードです。
それもつなぎ放題。
テレホタイムまでじ〜っと待っていたあの頃が、懐かしいくらいです。

しかし、喜んでばかりもいられません。
通常私はiMacでインターネットを楽しんでいますが、女房や子ども達は、別室のG3/DTでメールをチェックしたりしています。
(普通なら使うマシンが逆でしょうが、とにかく私はiMacが好きなのです)
今まではG3/DTにアナログモデムを接続して、内線用のモジュラーにつないで使っていましたが、ADSLになってしまったからには、専用のモデムがなければ使うことができません。
でもまぁ、モデムを持ち運んでつなぎ直せば、両方のMacでも使うことができるので、そんなに面倒じゃないかな、っていうのが実感でした。

そんな折、時を同じくして職場のインターネット環境もフレッツADSLになったため、今まで使っていたISDNのルータが不要になりました。
Ethernetポートが4つも付いていますので、Hubとしては充分使えます。
そこで、そのルータを譲ってもらい、強引ではありますが、家庭内LANを構築することにしたのです。
早速30mのストレートケーブルを買って来ました。そして、懸念していた天井張りに穴を空けて、iMacとG3/DTを接続したのです。
ISDNルータの接続スイッチをHubにして、ポートのいちばん上にモデムからのケーブル、二番目にiMac、そして三番目にG3/DTのケーブルをそれぞれ接続しました。
これによりMac間でのファイルのやりとりが可能になりました。
その上、どちらのMacからでも、ADSLに接続できます。
でも、Hub自体がISDNルータで、当然ながらブロードバンドのPPPoEに対応していませんので、同時接続はできません。
しかし、同時接続することはまずないので、今の環境で充分です。

思いがけずに家庭内LANが実現できて、まさにありがたいのひとことです。
機会があったら、ネットオークションで安いディスプレイでも落札して、眠っている8100/80を長男のマイ・マシンとして使わせようかな。
CPUの処理能力はイマイチでも、インターネットだけに関すれば、まだまだ使えるんじゃないかな、って、思っています。
なんたって、つなぎ放題ですから。

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