って、お尋ねしたら、

「そーですねぇ。大体15,000円から18,000円ってとこかなぁ」

だと。
ということは、Yahoo! オークションに出品されている9,800円（送料込み）のバルク品は、かなり安いということです。
そこでついでに

「バルクでも問題ないですかねぇ？」

って、お尋ねしたら、、

「メモリの製造メーカーって、思ったより少ないんですよ。メルコもグリーンハウスも同じメーカー製だったりします。
メモリには一定の合格ラインがあって、そのランクが高い順から、メルコやプリンストンなどの有名どころが押さえて行くんです。
で、販売会社が押さえなかったメモリが、そのままバルク品として流通して行くというわけです。
販売会社は、自社の信用や、保証の問題もあるので、少しでもランクが高いメモリを買い付けようとするから、自然と価格も高くなる。
でも結局、メルコでもバルクでも、ほとんどが同じようなメーカー製ですし、使用に関しては問題ないですよ。相性さえ間違えなければね」

だと。
ホントかな？
よくわかったような、わかんないようなお話でした。
そもそもメモリの格付けって、なんなんですかねぇ。

いずれにせよ、バルク品でも大丈夫らしいので、Yahoo! オークションで、9,800円のブツを買っちゃおうかな、と思いながら彷徨っていたら、なんと偶然にも

「Transcend社 256MBメモリ iBook PBG4 NewiMac」

というタイトルが目に入りました。
スタート価格が7,000円で、落札希望価格は9,000円でした。
バルクの9,800円より安いじょ。
その上、新品未使用で永久保証。

うんうん、そのまま即決しようとしたのですが、もうちょっとなんとかならないかなぁ〜、って、図々しくも出品者の方に質問しちゃいました。

「こんにちは。定形外郵便で構わないので、送料込みで9,000円にならないっすか？」

すると、しばらくしたら、こんなご返事が。

「もう少し考えさせてください」

こりゃダメだ。
ああ、なんという恥ずかしい質問をしてしまったのでしょう。
たかだか定形外の送料である200円を惜しんだために、出品者の方が「いいですよ」と言わない限り、入札できなくなってしまいました。
「いやはや、あの質問は撤回してくださいまし。送料、ちゃんとお支払いいたしますだよ」
って、ヘラヘラしながら入札してもいいのですが、私のプライドが許しません!!（←チャチなプライドですね、ホント）

しばらく悩みながら、再びYahoo! オークションを彷徨っていたら、今度は、

「PBG4 ,iBook,New iMac対応256ＭＢメモリ」

というタイトルが目に入りました。
PowerBook G4にデフォルトとして装着されていたメモリで、8,240円が落札希望価格に設定されていました。
おお、これは安い。
いくら「中古」とはいえ、PowerBook G4に使われていたメモリなら、これ以上の安心はありません。（と思います）
バスクロックも133MHzですし、これは買いです。

というわけで、落札しちゃいました。
ホント、必要以上に紆余曲折した結果、ようやく珍道中も目的地にたどり着いた感じです。
万が一私が金持ちだったら、512MBのメーカー品を30,000円で、なんの躊躇もなく買っていたでしょうに………。マジにビンボーは辛いっす。

それにしても今回のオークション、いろいろ勉強になりました。
次回は、届いたメモリをiMacに増設した様子をお伝えいたしますね。