成型 | 手びねり |
ここでは手びねりで湯飲みを作ってみます。粘土をこねて作るのですが、指が届くくらいの深さの陶器は、手びねりで作ることができます。
作りたい器の分量の粘土を俵状にまとめます。 | |
粘土の塊を手ロクロの中心にのせます。 | |
手ロクロを回しながら、粘土の中心を親指で押し下げていきます。 一度にグイッとやらないで、ロクロをまわしながら少しずつです。 |
|
どこまで押し下げるかですが、ロクロ面から上には後で削りだす高台の高さ+器の底の厚さを考慮して、粘土を残しておきます。 特別な高台にするのでなければ、15ミリくらいでよいでしょう。 |
|
次に、粘土を延ばしながら器の高さと大きさを作っていきます。 この作業も手ロクロを回しながらです。 一気に延ばすのではなく少しずつ延ばしましょう。 なるべく器の厚さが均一になるように、がんばりましょう!。 |
|
ほぼ成型が終わりました。 器の高さが不揃いになったら、針や弓で切りそろえます。 針や弓を動かさないようしっかり固定し、ロクロをまわしながら切ります。 |
|
切った角は指で丸みをつけ、さらになめし皮で整えます。 口があたるところを滑らかにするためと、延びた粘土を締めるためです。 |
|
成型が終わったら、切り糸を使って手ロクロからはずします。 少し乾燥したら高台を削る工程に入ります。 |